aeon


After the 4th March
 
いま考えてたのは2日前のこと
時間は止まって まだ 留まってる   あの日は侭 ずっと
いま考えてたのは半年前のこと
凌いだ日々が 変えてくことを 自分を 怖がってる
 
ここでへたり込んで涙を流したい
時を剥がしさってあの時間をまだ嘆きたい
stay   that’s all I wanted.
 
いま考えてたのは5年前のこと
歩いてきたよ 残した自分もいるけど    あの日は侭 ずっと
いま考えてたのは先のこと
この胸の寒さは 幾度も  記憶を呼び起こす
 
ここでへたり込んで涙を流したい
時を剥がしさってあの時間をまだ嘆きたい
stay   that’s all I wanted.
 
 
KID#4
 
look at you 待ちわびた第四世代
子供達は壊したいんじゃない
show me close your face 新しいことを始めるだけ
 
wanna make you feel destroy'em
wanna make you feel it must be in your hands
 
追う背のないこの世界にお前が始まりを作る
既視感のないこの場所を好きに走ればいいさ
 
How scary what’s in your eyes
How scary what haunt in our souls
I saw you vicious in my eyes
 
 
Comedy Noire
 
最高の車に乗ってあの空へ飛び出したなら
このふざけた夜にお似合いなのかもしれない
私が選ぶのは太陽が照らす最後の道
空を仰いで迎えるラストシーン
 
目の前の道はひとつにしか見えなかった
1日は私の陰くらいの線になって
点を打っていく お前は生きていると示すように
今日が何のための日かも分からないっていうのに
 
最高の車に乗ってあの空へ飛び出したなら
このふざけた夜にお似合いなのかもしれない
私が選ぶのは太陽が照らす最後の道
空を仰いで迎えるラストシーン
 
 
私の物語は何もない不毛のメロディー
これ以上は私を壊してしまうかもしれない
空中で爆ぜては笑えない喜劇のように
 
暗い空で飲み込まれるのがいい
 
 
Village
 
この場所には孤独で独りぼっちの人が連れられて来る
飢えを忘れ 乾きが癒えることも知らず 放り出された人たち
 
子を産み 世代を紡ぎ mother ghost, father ghost
暗闇悪夢に震える子を抱く術さえ知らない
 
光の射さない窓辺にあるゆりかご 小さく揺れて
赤ん坊は大人が起こさないほどの鳴き声をあげる
 
子を抱く 胸は空になる mother ghost, father ghost
温もりの意味を彼らは教えてくれたっけ
 
子を産み 世代を紡ぎ mother ghost, father ghost
暗闇悪夢に震える子を抱く術さえ知らない
mother ghost, father ghost, we're all ghost, still all ghost
温もりの意味を彼らは教えてくれたっけ

 

疾走

 

お前が背を向けて今走るのは
敗北の道 どこへ向かうか
お前が忍ばせた熱は削がれるな
夜明けの海はお前を待ってる
 
夜を二人は駆け抜ける
万夜を越えて走ってく
あの日父さんは夜を越えた
 
若い二人は荒野を切り裂いて

永遠の故郷へと向かう 

 

Kasabian Dead Record

 

レコードが1枚見つかったらしい
あとは空箱みたいな部屋と男が
窓辺で座って死んでいたって話さ
あとは羽音と人の孤独が漂ってた
 
カサビアン残した歌が鳴り止まないのさ 蠅が愛を歌う
奴の声が耳を掠めてくと胸が張り裂けそう
 

レコードが1枚見つかったらしい
あとは空箱みたいな部屋と男が
死ぬ時も知らずに往ったって話さ
あとは不動の時間が凍りついてた
 
カサビアン残した歌が鳴り止まないのさ 蠅が愛を歌う
奴の声が耳を掠めてくと胸が張り裂けそう
 
カサビアン残した歌が カサビアン残した歌が

 

Maison Noire

 

暗い廊下には何か潜む気がしてる
末の子は人形の腕握りつぶして息止めた
結んだ唇は血の気が引いて白く
冷えた尻打つ罰の揺れた手を目は追った
 
生まれ育ったこの家に巣食った
曖昧な暗がりの中で泣くのも忘れ彷徨っている
与えるべきことと与えられるべきこと
迷子になった家族がまた肥大する闇に飲み込まれていった
 
誰も抱くことの無い腕が動くのを日がな
眺めて過ごしては泥に沈むみたいに眠った
動く気持ちさえ 物さえないこの家で
罰を受けたように家族は口をつぐんで暮らしてく
 
生まれ育ったこの家に巣食った
曖昧な暗がりの中でこの体は育っていく
闇を飲み込んでまた闇を増やしては
迷子になった家族がまた肥大する闇に飲み込まれていった